システムソリューションの『システム改善』にズームイン

渡部 有香 渡部 有香
マーケティング
公開日:2024/11/15
こんにちは、物件王マーケティング担当です。

物件王では、建築会社が自社で不動産業を運営するための、物件・顧客・営業の管理を一括で管理できるシステムを開発しています。

今回は、それを一手に担うシステムソリューションチームの『システム改善』に迫ってみました!


はじめに:システム改善とは?


物件王では、加盟店様が不動産事業で扱う、物件情報、エンドユーザーに関するデータなどを管理できるシステムを開発しています。

これらのシステムを使いながら、実際に不動産業務をしている加盟店の方からは「こんな機能があったら便利」「ここをもっとこういうふうにして欲しい」という要望をいただくことがあります。

いただいた要望に対し、検討を行い、開発まで進める過程がシステム改善です。

来店予約機能 開発の裏側:加盟店の声から生まれた、より便利で使いやすい不動産サイトへ


システム改善は日々、様々な要望が寄せられます。

今回は、中でも多く寄せられた『来店予約機能』の改善について、その開発経緯と実現までの道のりをご紹介します。

なぜ来店予約機能の改善が必要だったのか?


加盟店様の不動産サイトには、お客様が来店を希望する場合、希望日時を3日程選べるようになっていました。

しかし、

  • ・定休日に希望いただいても対応できない

  • ・そもそも加盟店ごとに定休日が異なるので、店舗毎で設定したい

  • ・加盟店の中には、定休日であっても柔軟に対応したい店舗がある


など、加盟店様ごとに要望が異なっていたこともあり、もっと多様に対応できるようにするため、店舗の定休日を考慮した予約システムの開発が急務となりました。

開発までの道のり


要望の集約と優先順位付け


各加盟店から寄せられた要望は、カスタマーサクセスが集約してまとめています。

カスタマーサクセスとシステムソリューションは、定期的にミーティングを行っているので、ミーティング内でこれらの要望を精査し、開発するかどうかや、優先度を判断します。

開発と実装


優先度の高い要望から順に開発を進めます。

今回の改善は、不動産サイトの管理画面で店舗の定休日を自由に設定できる機能をつけることが目的でしたが、加えて、実際に設定する人が操作しやすいように、カレンダー表示にして設定できる機能を開発しました。

新しい機能を追加するには、既存システムとの連携も考慮しなければいけないため、細心の注意を払いながら開発を進めます。

開発後も実際にシステムを利用してもらいながら、使い勝手はどうかなどを検証し、必要に応じて修正を加えていきました。

全社への展開


新しい機能は、原則としてすべての加盟店様にご利用いただけるよう全社展開をします。

ただし、システムのバージョンは都度更新されていくので、古いバージョンの場合、一部の加盟店様ではご利用いただけないケースもあります。

開発を通して得られたこと


加盟店のリアルな声の重要性


実際に利用をされている加盟店様からのフィードバックが、システム改善の原動力となります!

このように要望をいただくことで初めて気がつくことも多いので、やはり現場の声はシステム開発において欠かせないものだと改めて実感しました。

柔軟な対応


多様なニーズに対応するためには、柔軟さは必要不可欠です。

今回のように新たな機能の追加だけでなく、実際に使用するところを想定して表示部分にもこだわるなど、常に想像力を持ちながら開発を進めることが大切だと気づきました。

継続的な改善の大切さ


システムは一度開発すれば終わりではありません。

今は改善が必要ないものも、トレンドや動向によって変えていく必要があるので、常に加盟店様やエンドユーザー様のニーズをキャッチして、改善を繰り返していくことが、よりよいシステム作りに繋がると思っています。


今後の展望


今後も、加盟店様の声に耳を傾け、より使いやすい不動産サイトを目指して機能改善を続けていきます!

例えば、AIを活用した機能の開発は、加盟店様の業務負担の軽減や効率化に大きく貢献できると思うので、このあたりは将来的に進めていきたいところです。

他には、セキュリティの強化をして安心・安全に使っていただくことと、システムの高速化でもっと快適な操作性を提供していきたいです。

今回の来店予約機能の開発は、加盟店様の声を形にした一例でした。

今後も、加盟店様やエンドユーザー様にとって、より良いサービスを提供できるよう、私たちはシステム開発に尽力していきます!

以上、システムソリューションチームの、「システム改善機能」についてでした!

他にも、システムソリューションに関する記事を以下に記載しておりますので、合わせてご覧ください。

>>>物件王のシステムソリューションチームとは?