リモートワークで壁を感じたら読んでほしい!物件王のWebプロダクションチームが実践するコミュニケーション術

渡部 有香 渡部 有香
マーケティング
公開日:2025/01/27

はじめに


ここ数年で働き方が大きく変化し多くの企業がリモートワークを導入する中、私たち物件王もその流れに乗りました。

しかしリモートワークは、オフィスで気軽に話しかけられるのとは違い、チームメンバーとの関係を築いたり、情報を共有することが難しい面もあります。

リモートワークだからこそチーム間のコミュニケーションはより重要性を増しており、工夫する必要があります。

そのような課題がある中で、より良いチームワークを目指して様々な工夫をしているチームがあります。

今回は物件王のWebプロダクションチームリーダー森仁美さんに、その取り組みについて詳しくお話を伺いました。


今回インタビューしたメンバー




 

物件王のWebプロダクションチームの現状


ー チームの現状を教えてください

現在、チームは全員で8名。中途入社7名、新卒入社1名です。

中途入社メンバーは全員、以前はオフィス勤務の経験があります。

物件王では基本的にリモートワークのコミュニケーションツールとして、テキストのやり取りはChatWork、ミーティングはGoogle Meetやzoomを使用しています。Webプロダクションチームでは、そこへ新たに「Discord」という新たなコミュニケーションツールを導入しました。

以前から、台風など出社に影響の出る天候不良時などには一時的にリモートワークを取り入れていましたが、コロナ禍を機に、リモートワークへ移行しました。

元々オフィスワークとリモートワーク、両方の経験があったため、既存メンバーの抵抗感は少なく、スムーズに移行することができました。

 

コミュニケーションにおける課題と解決策


ー チーム間のコミュニケーションで課題に感じたことはありますか?

リモートワークではテキストベースのコミュニケーションが中心となるため、ニュアンスが伝わりにくく、情報共有の遅れが発生するなどの課題がありました。

またチームに初めて新卒社員を迎え入れるにあたり、先輩社員とのコミュニケーション不足が原因となり孤独感を感じてしまうのではないかという懸念もありました。

このような課題を解決するため、音声コミュニケーションツール(Discord)を導入して、気軽に話せるような環境づくりを目指しました。

他にも毎週金曜日の午後に「フリー通話作業」の時間を設け、メンバー間の交流を深められる機会も作っています。

 

ー新しくツールを導入した効果はどうでしたか?

Discordは基本カメラオフにしているので「要件のみに集中しての会話」が可能となり、限られた業務時間を有効に活用できるようになりました。

Discord導入前は作業中にすぐに確認したいことが出てきた時など、ZoomやGoogle meetでカメラをオンにして相手の顔を見ながらの会話が基本でした。

しかし相手の表情が見えると、ついつい雑談に花が咲いてしまうこともあり、ミーティング時間が長くなる場合もあることが若干の問題点だと感じていました。

Google meetでもカメラオフにしたら良いのでは、という意見もあると思いますがDiscordの場合、画面共有はもちろん、会話中のチャットがルーム退出後に消えることもありません。

案件ごとのボイスチャットルームを作成することも可能なため、チーム用のサーバーに参加していればスムーズに会話を開始することができますし、事前にURLを共有したりする手間も不要になります。また誰がどこで会話しているかも分かるので、内容によっては別のメンバーが参加して会話に参加してくれることも。

オフィスワークでは気軽に声をかけて疑問を解消したり、進捗状況を共有したりすることができますが、リモートワークではそれが少し難しいなと感じていました。

しかしDiscordの活用で、こう言った課題も少しずつ解消されていると実感しています。

また他のチームと比べて同じチームの同僚たちと直接会う機会が少なく、新卒社員にとっては特に孤独を感じやすい点も懸念していたので、リモートでも気楽に会話ができる環境は、遠隔地にいるメンバーとの距離感を縮められることにも繋がりました。

ただ、情報がブラックボックス化してしまわないよう、会話の履歴等必要なものは全員が見れる場所に残すなどツールを使い分ける工夫はしています。

 

ー毎週金曜日のフリー通話作業を実施してみて変化はありましたか?

メンバーといろいろな話をしたい、という意見があり、オフィスワークのように、自然な会話が生まれるような環境があればよいのでは、という提案からこの取り組みを始めました。

毎週金曜日の午後は、任意参加の合同作業時間として、メンバー同士が気軽に交流できる機会を設けています。

始めて間もないので、まだ全員が積極的に会話に参加しているわけではありませんが、同時に作業をしているタイピング音や、誰かと一緒に仕事をしているような感覚が、リモートワークでの孤独感を和らげてくれて、オフィスにいるような感覚で作業ができると感じました。

些細なことですが意識の変化を実感できたので、今後も継続していきたいと考えています。

 

コミュニケーションにおける意識の変化


ーメンバーとのコミュニケーションで意識していることはありますか?

リモートワークは基本テキストベースのやりとりになります。しかしテキストでのやり取りでは、相手の気持ちが読み取りにくく、また内容の齟齬も生じやすいと感じることが多々あります。

そのため、適切なタイミングでオンラインツールを利用し、お互いの意図をすり合わせるように心がけています。

 

リモートワーク成功の秘訣


―リモートワークでの秘訣を教えてください!

直接顔を合わせられないからこそ、オンラインツールを最大限に活用することが大切であり、チームメンバーとのコミュニケーションを密にすることで、信頼関係を築き、より良いチームワークへと繋がるのではと考えています。

オンライン上での関係構築は対面と比べて時間がかかるかもしれませんが、先述したようなツールを活用し、少しずつでも一人ひとりのことを知り、お互いを尊重し合えるようなチームになっていけたらいいなと思っています。

 

まとめ


物件王のWebプロダクションチームでは、リモートワークという直接顔を合わせられない働き方の中で、コミュニケーションの課題を乗り越えて、チームとしての成長をはかっています。

これらの取り組みが、他のリモートワークを行うチームにとっても、参考になれば幸いです!

 

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